昨今の多肉界について思うこと
2015年 11月 18日多肉植物に興味を持って5~6年でまだまだ経験地の少ない自分ですが、昨今のブームは目を見張るものがあります。
以前から観葉植物全般が好きだった私は、そのかわいらしい色や造形美と、管理しやすさに、大好きになってしまいました。
好きな人が増えたことで、前より手軽に苗を買えるようになったり、たくさんの素敵な写真を見たり、管理方法を調べやすくなって本当に嬉しいです
ただ・・・。
インテリアショップで、徒長して葉が落ちまくってる多肉。
100均で、根が腐ったままてんこもりになってるエアプランツ。
インテリアの一部として買われ、屋内で育てられた上に放置され、調子を崩す多肉。
(書いてて辛くなってきた…)
(書いてて辛くなってきた…)
どれも最近よく見ることになってしまっているので、心が痛みます
見栄え良く仕立てられた寄せ植えも、底を見ると排水穴が無かったり、
化粧土が接着剤でガチガチに固められてあったり、
コルク栓などに植えられててあきらかに用土面積にムリがあったり。
これは本当に多肉を愛する人が作ったんだろうか…?と思うこともしばしば。
とりあえず売れれば良い、あとのことは知らない。という考え方はどうかと思いますが、それが動物や植物など生き物だから尚更です
インテリア好きな方の間で爆発的にブームになった気がしますが、ちゃんと育て方を調べて、育てることに興味を持っている方は屋外管理
が多い気がします。(ハウス栽培という理想的すぎる人もいますが…)
雨ざらしのスパルタで育てている方の多肉も、路地で見る野生多肉も、たくましく美しくてほれぼれします。
私が目指したい多肉基地は、「植物は外!」という概念に基づいた、日に当たり、風に吹かれ、雨に打たれ、のびのびと本来あるべきところにいてほしい、そんな感じなのかもしれません。
外じゃないときれいに紅葉しなさそうだし…と言いつつも、真冬はさすがに屋内に入れます^^;
あと気を付けているのは、育てるのに自信がない種類は、衝動買いしないようにしています。
目下、大流行中のエアープランツがまさにそれです。
多肉ファンも、増やすのが好きな方、飾るのが好きな方、いろいろなカテゴリがあって面白いので、まだまだ長く愛していけそうです。
このたびは、ずーっとモヤモヤしていたことを愚痴るような文章で申し訳ないですが、少しでも共感して頂ける点がありましたら非常にうれしい限りです。
本日の雨上がりの濡れ多肉
雨の後はムッチムチのプリプリでかわいいとしか言いようがありません。
水滴もついてみずみずしい…。
紅葉してきたので、これからの冷え込みが本当に楽しみです
by taniku_kichi
| 2015-11-18 22:11
| 多肉植物