かっこいいとはこういうことさ… 放置植物への愛とジブリアニメの共通点
2016年 01月 15日
お久しぶりです。
まず、こちら。
誰もが一度は目にしたことがある映画「紅の豚」のジーナの庭園。
美しいです。これに憧れて何度くちびるを噛んだことか。
そんでもってこちら。
新海誠監督の映画「言の葉の庭」より。
見ておかないととは思いつつも未だに見てないのでアレですが、
超絶きれいとしか言いようが無い新緑の庭。
どちらもきれいです。花咲き誇り丁寧に手入れされた庭。
けど、なんか物足りなくないですか・・・?
そんな普通の庭じゃ物足りない人に紹介したい、私の一押しはこちら!
花は花で咲き乱れ、雑草は思い思いに生い茂る。
盆栽までもが雨ざらし上等、てなもんで。
あぁ、もう、粋すぎる・・・。
アパートの大家さん?が造園業をやってるらしく、わきに土やら鉢やら盆栽やら。
今日もここ通った時に偶然庭師っぽい家主の人が作業してて、思わず
「弟子にして・・・ください・・・」と言いたくなりましたが、コワモテのオジサンだったからやめた。
しかも一個、堂々と落ちてた。これもオヤジの粋な演出かもしれない。
野生のもりもりセダム。
紅葉して引き締まって良い状態です。
立派!!(生き様が)
これなんです。
これなんだぁぁぁ!
イタリアのフォロ・ロマーノだったり
カンボジアのアンコール・トムだったり、
どうでしょうか。これらを見てもしもあなたが、
ヤダ… カッコイイ…///
なんて思ってしまったあなたは、
明日からまずは身近な放置植物を探しに路地裏を徘徊する羽目になるでしょう。
私のように…。
人によっては美しいと思わないかもしれない放置植物の魅力。
目に留まるジャンクガーデンはつねにいい感じに放置され、生命力でいっぱいです。
でもね。
これは例外。
語るまでもない「風の谷のナウシカ」の腐界の植物の研究室。
放置庭とは真逆で、ナウシカによって懇切丁寧に管理された、涙ぐましいお世話の結晶です。
この絵から感じるワクワク感はまさに…子供のころ夢見た「秘密基地」!
もう、宮崎駿、ずるい!!
こんだけ放置庭の愛を語ったにも関わらず、最後はあっさり許してしまうほどナウシカの庭は完成度が高く、エモーショナル。
植物のモチーフはカビや菌種だと見て取れますが、よくあのカビからこんなに美しいイメージを生み出せるものです!
(土壌もあるらしいですが、一部ハイドロカルチャーぽく見えます。…宮崎駿は当時から植物の知識が豊富だったのかな)
というわけで、最後は脱線しましたが、今後も放置され続ける路地裏ジャンクガーデンの魅力をつづってみました。
それでは、ラピュタの本放送があと10分ほどに迫ってますが、皆さんも良いバルスを。
今夜これから、金曜ロードショーにて、とあるジブリ作品(お察しでしょうがブログの最後にタイトルを書きますw)を放送する予定だったのを思い出したので、急いでこの記事を書き上げました。
何をこれから語りたいかというと、私が偏愛しているある種の庭や植物についてです。
実際に路地などで撮影した写真などを織り交ぜるとボリューミーになってしましましたが、そこから突き詰めていくと、大好きな宮崎アニメとの切っても切れない憧れに、かすり続けていくことに気づいたのです…。
それではどうぞ。
たとえばこんな庭どうですか?
まず、こちら。
誰もが一度は目にしたことがある映画「紅の豚」のジーナの庭園。
美しいです。これに憧れて何度くちびるを噛んだことか。
そんでもってこちら。
見ておかないととは思いつつも未だに見てないのでアレですが、
超絶きれいとしか言いようが無い新緑の庭。
どちらもきれいです。花咲き誇り丁寧に手入れされた庭。
けど、なんか物足りなくないですか・・・?
何だろう…なんかこう、もっと生命力のたくましさ?みたいなものが見たいんだけど…。
と私は気づいたわけです。
じゃあどんな庭がいいのか
そんな普通の庭じゃ物足りない人に紹介したい、私の一押しはこちら!
- CASE1 「魅惑の盆栽ステージ」
中には元気に泳ぐ赤めだか。
花は花で咲き乱れ、雑草は思い思いに生い茂る。
盆栽までもが雨ざらし上等、てなもんで。
あぁ、もう、粋すぎる・・・。
今日もここ通った時に偶然庭師っぽい家主の人が作業してて、思わず
「弟子にして・・・ください・・・」と言いたくなりましたが、コワモテのオジサンだったからやめた。
紅葉して引き締まって良い状態です。
- CASE2 「路地にひそむノラ朧月」
つづいてはわれらが多肉植物、朧月。
やつらははんぱない群生力です。
ほらね・・・。
両隣の鉢にも枝がのび、よく見ると左の鉢は半分違うヤツが植わっており、二種で陣地争いをしています。石段の隙間も侵食中。ここまで書いて私は気づいた
結局のところ、この飽くなき魅力の根底が何なのか、気づきました。
これ!
そう、「天空の城ラピュタ」の何百年も忘れ去られた空中庭園です。
ちょっとスケール大きすぎますが、この放置された庭に魅力が尽きないんです。
ちょっと大げさに言うと、人間の文明が植物によって多い尽くされていく様が、生命力のコントラストがよりあらわになって、私は魅了されるのだと思います。
どうでしょうか。これらを見てもしもあなたが、
なんて思ってしまったあなたは、
明日からまずは身近な放置植物を探しに路地裏を徘徊する羽目になるでしょう。
私のように…。
人によっては美しいと思わないかもしれない放置植物の魅力。
目に留まるジャンクガーデンはつねにいい感じに放置され、生命力でいっぱいです。
でもね。
これは例外。
放置庭とは真逆で、ナウシカによって懇切丁寧に管理された、涙ぐましいお世話の結晶です。
この絵から感じるワクワク感はまさに…子供のころ夢見た「秘密基地」!
もう、宮崎駿、ずるい!!
こんだけ放置庭の愛を語ったにも関わらず、最後はあっさり許してしまうほどナウシカの庭は完成度が高く、エモーショナル。
植物のモチーフはカビや菌種だと見て取れますが、よくあのカビからこんなに美しいイメージを生み出せるものです!
(土壌もあるらしいですが、一部ハイドロカルチャーぽく見えます。…宮崎駿は当時から植物の知識が豊富だったのかな)
というわけで、最後は脱線しましたが、今後も放置され続ける路地裏ジャンクガーデンの魅力をつづってみました。
では、ここらで・・・
バルス!!!
それでは、ラピュタの本放送があと10分ほどに迫ってますが、皆さんも良いバルスを。
お読みいただきありがとうございました。
(にく吉)
by taniku_kichi
| 2016-01-15 20:58
| 多肉植物